1.1日の消費カロリーの内訳
まず人間の体には代謝機能というのがあります。全体の代謝機能の内訳を100%として考えた場合、基礎代謝(安静にしていても必要なカロリー)が70%、活動代謝(運動、家事、仕事)が20%、食事誘発性熱産生が10%になります。食事誘発性熱産生は聞きなれない方もいるかもしれませんが、食事をしたあとに、安静にしていても代謝量が増大する事をいいます。
2.BMAL1
BMAL1(ビーマルワン)はタンパク質の1種で、夜になると日中よりもBMAL1は増えます。増えると脂肪を吸収しやすくなると言われていますが、だからといってはっきりと体脂肪が増えるレベルではありません。
3.活動量が下がる
夜は基本的には日中ほどは動きませんよね。体を休めるのに時間を使う人が多いと思います。日中より体を動かさないから、夜食べると太るといった内容をよく耳にしますよね!?しかし、1日の消費カロリーは体を動かす、活動代謝だけではありません。家事をしたあとなどに読書やゲームをしているだけでも、脳や内臓は動いています。1日の活動代謝は上記の1日の消費カロリーの内訳でも説明したとおり全体の20%です。夜だけ20%減っても体脂肪はそこまで変わりません。